ニューロフォリア ペルソナ2罪 PS版OP考察
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ペルソナ2罪 PS版OP考察

発売から12年以上経ち、これ以上の正式回答が望めなさそうな今、ファンとして出せる答えがこれ以外ないと思いましたので、まとめたいと思います!!

私はこのOPのドッペルゲンガーという詩に注目しておりまして、なんせ里見さんがこの詩をペルソナ2を生み出すときのテーマにしたって言ってるんですから、これの解釈ができないとペルソナ2の考察はできないと思っておりました。今回参照にする本は、公式監修の本、ペルソナ ワールドガイダンスです。

・妄太郎的旧解釈

この詩は、主人公である達哉の視点の詩で、
ここでの青ざめし男というのは淳くんだという解釈。

「忘れてしまいたいお姉ちゃんのことを思い出して
 上を見つめるあの青ざめた顔の男はだれなのだろう?」

そう思いながら夜の公園で一人拳を握り締めて立つ淳を見ているシーン。
最後に散るシオンの花は、ジョーカーの物語を告げ、聖槍騎士団の物語へ…
曲も映像も盛り上がりを見せ物語を紹介するOPは終了!


・妄太郎的最終考察

ところが、今日とんでもない記述をみつけてしまいまして!

蝸牛山に築かれたカラコルの中。それはJOKERとなった、
淳の言葉にならない救いの声だったのだろう。
(ペルソナ ワールドガイダンス P.117 ドッペルゲンガーの項目)


つまり、公式的にはこれは「淳の詩」なのだと…
そう思って旧OPを見ますと、いろんなところに気がつきます。
序盤の舞耶姉がなぜ公園にいたのか、リサ、栄吉が見上げたのはなぜか?

それは救いを求める淳の声が聞こえたような気がしたから

ではないでしょうか?

ドッペルゲンガーの詩的には、青ざめし男というのがこの場合、
達哉でも淳でもいけるんですけど、ほぼ間違いなく淳だと思うんですね。
助けを求めるため、お姉ちゃんの昔住んでいたマンションを見上げ、
大いなる苦悩と闘う姿に気づいて欲しい…そういう詩。

そして、まだ淳としての意識のある頃、皆は思い出を忘れてる、
きっと思い出してくれることは無い、わかっているけれど、
最後の希望「追憶」を示すシオンの花を片手に一人ブランコの横に立つ淳。

そして、達哉がバイクに乗ってやってくるものの、すでにそこには淳の姿は無く、
達哉は不思議な思いに駆られながらブランコに揺られるシオンの花を見つめます。

そして、シオンの花はブランコから滑り落ち、花びらを散らします。
これは完全にJOKERとなってしまい、淳であることが
できなくなったということ
を示しているのではないかと…

で、ここで聖槍騎士団に切り替わる。
達哉の何か決意したような表情、それは全てに気づいて
「淳を助けに行くことを誓っている姿」なんじゃないかなって。
そして、バイクを走らせます。
それは淳を助けに行くために走らせているのかもしれない、
決意を固めるために走らせているのかもしれない、
そして、ムービーに挟まる事実でないシーン。

燃えるアラヤ神社に一人立つJOKERの姿。
これは完全にJOKERとなり、間違った記憶に身をゆだねるしかなくなった淳が
まだ助けを求める姿の象徴じゃないかと。

そして、事実、これから起こること、そしてもうすでに起こったこと。
バイクを走らせながら達哉は思いを馳せます。
そして戦場へ。

「もう俺に迷いは無い!」

で、終了!

みたいな…感じですwwww

・おまけの青ざめし男・達哉バージョン

これはかなり妄想力がいるんですが、達哉は主人公キャラであるがゆえに、
内面がプレイヤーにはうかがいしれません。
ゆえに、達哉が鏡の泉に行くまでに、どれだけ過去のことを覚えていたか?
を推察することはできません。よってプレイヤーのそれぞれの妄想に任せるしかない。

この青ざめし男が達哉だったらの妄想は、この場合、
達哉が全てを知っているということになります。
しかも、JOKERの正体に薄々気づいている。


じゃなければお姉ちゃんの家を見上げることもないし、
青ざめることも、苦悩することもありません。
だって達哉はお姉ちゃんのことに関しては正義のヒーローを貫き通しましたし、
それどころかお姉ちゃんを守って須藤竜也に刺されている被害者でもあります。

達哉が罪を感じるとするならば、怪我をしたせいでお姉ちゃんを
最後まで守りきることが出来ず、気絶してしまったこと
…じゃないでしょうか?
だから、お姉ちゃんを一緒に守ろうねと約束した淳が、自分を恨み、
ずっとお姉ちゃんと一緒にいたのに守りきれなかった達哉を
断罪しようとしていると薄々気づいている。

でもこの場合、達哉があんまり正義感強すぎて責任負いすぎてて好きじゃないです。
淳くんもそんな達哉のせいでなんか酷い子みたいだし…。
でもこういう公式回答があるのも事実。

達哉は、父を蔑み、自分の手で犯人を捕まえる決意をし、
以来10年もの間、放火魔を追っていた。(公式ガイドブック完全版 P.249)


そうそう無理も無い妄想かな?とか思ったりして!!
でもそれより後に出た公式ワールドガイダンスで
「淳の救いを求める詩」だと証明されているので、この説は多分無いと思います。

以上、妄太郎の旧OPについて多分…これが最後になる考察でした!

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非公開コメント

いかにも達淳スキーさんが考えたって感じですね♪

確かに知らない間に偏見混じってると思いますので、あくまで私のペルソナ2のファンとしての最終考察ということで載せました。でも公式自体が舞耶、達哉、淳の物語だと言っている上に、メインの物語ジョーカー編と聖槍騎士団のあらすじ紹介だという捕らえ方をしましたらこうなりました!ニャルラトホテプとかその辺は隠すために出てないみたいですしね…
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大幸妄太郎

Author:大幸妄太郎
ペル2(達淳)・ドリフターズ(とよいち)に
メロメロ多幸症の妄太郎です。女装・SMが好き。
ハッピーエンド主義者。
サークル名:ニューロフォリア
通販ページ:http://www.chalema.com/book/newrophoria/
メール:mohtaro_2ew6phoria★hotmail.co.jp
(★を@にかえてください!)

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