ヤンジャン読んでるうちに気になって、
弟がテラフォーマーズの大ファンなので借りて、一日で読んじゃいました……
全10巻……頭痛いwww
まー、キャラが死ぬ死ぬ、次から次へと湧き出てくるwww
最初の内はもう本当にホラーですよ!!
2巻のシャワールームとかおまぬけと恐怖の共存がまさしく!!
いやですね、この原作の貴家さんの勉強量のものすごさと、
それを生かす方法がすごくてですね……魅せられました。
昆虫の知識はもちろんの事、民俗学がお好きということで、
火星ゴキブリ・テラフォーマーズの進化の過程だけでなく、
乗組員たちの「貧困」という設定もまた、民俗学の知識からやってきたもので、
なんとも説得力があると言うか……
でも主要キャラがほぼ出尽くしてからはゴキブリVS乗組員VS裏切り者の
地球での政治の戦いと火星三つ巴サバイバルバトルがメインになります。
隠れた主題の中には、宗教ができるまでもありそうな気がします。
バグズ1のジョージとリサのラストページ(
バグズ1)と、なぜゴキブリの言語が「じょうじ」なのか。
ゴキブリは意思疎通ができませんが、彼らにも文化と言語があり、
子どもを育てようと言う意識があり、袴をはいて武術対決なんて
してみたりして、なんらか「感情」が生まれつつあるような気がします。
それと、何度か戦いのときにミッシェルが「火星に神がいるのなら祈れ」とか
アドルフの戦いで「教師である主がいるから人類は知っていたが……」といったような
シーンがはさまれているからです。
あ、ちなみに小吉さんが好きです。
↓ オカルティックな感想に変わります。
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