先ほど、
ヘルメス叢書の「占星術または天の聖なる学」を読み終わりましたー!!
五つの書にわけられた、詩人であり、占星術のお勉強もしていた
マルクス・マニリウスの「アストロノミコン」の訳書…っていう位置でいいのかしら?
ヘルメス叢書シリーズの好きなところはなんといっても
「詩的」に「科学」するところ。科学モノにしては文章が美しいです。
でも気を付けないといけないのは、あくまでこの本を著述しているのが
「詩人」であって、「科学者」ではないところ。
ゆえに、間違い、勘違い、誇張も多いです。
特に個人的に楽しかったのは「星座の絵」を使って、解説する部分。
例えば、山羊座の絵は山羊の部分が出ている間はまだ秋で、
下半身の魚に差し掛かるころに魚になる。
だから魚の部分は冷たい空気にさらされて縮こまって丸まってるんだよ!
……という説明。
これは新しい視点だなぁと思って興味深く読んでました!
ギリシャ・ローマ神話をメインにしているから、
世界中の話になると通じないとか、計算方法とかいろいろ乗ってるけど、
実際やってみるとアラが多いとか……突っ込みどころは多いですたしかに。
だからってコレをバカにできたものか?といえば個人的に答えはノーだと。
だって、カッチカッチの科学の目で見るより、
詩人のぼやけた瞳で見た方がハッキリと見える事柄だって
何かしらあると思うから。
私はどちらかと言えば神秘的・宗教的思想の人なので、
よりそう思うだけですけどwww
↓以降「達淳達バカによる狂喜乱舞した点」www
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