ニューロフォリア 南方熊楠さんが好き!!
2ntブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

南方熊楠さんが好き!!

南方熊楠さんをご存知でしょうか?
とってもおちゃめでお下品なお方なのですけれど。
何故かあんまり知られてない。
当の私も和歌山に行ったとき、粘菌に興味を持って入った
南方熊楠記念館ではじめて彼の存在を知ったりして……。

どういう研究をされている方かと言いますと
まぁ、メインは菌類なんですけど、民俗学者としても、
すごい業績を残してはる方なんです。
子どもの頃読んだ本を覚えては家に帰って書写してみせた、
なんて逸話もあるくらいの天才児。

↓ながながと語りますよ?
いや、なんで急に南方熊楠?って思われますでしょうが、
私、性関係のご本漁るのが大好きだったりするんです。
でもなんか性関係のご本って偉そうだったりネガティブはんぱなかったり
結局女性蔑視かよみたいな感じのが多かったりするんですが、
南方熊楠さんはそうじゃない。
ほんっとうに明るいwww笑い飛ばすような原稿を書きはる。

彼は粘菌の魅力はネバネバ動いてる時にあって、
私たちがどっちかってーと興味引かれちゃうキノコとかの
形ある死体の方にあるとは思っていなかったようです。
多分ですが、自然の造形に対して興味があったんじゃないかなと。
「なんで自然はこんなにもチンコっぽいキノコをつくったのか」
いろんな古代からの本を読み漁り、民俗学を極めるうちに
人間の根底にある「性」について興味を示しはったんじゃ
ないだろうかと思います。

そんで、自身はとても「性」を大事にされた方なんじゃないかと。
お嫁さんもらうまでは童貞貫くぞだの、三十超えても
童貞の俺すごいみたいに自慢話にしてたらしいです。

私も古代のもろもろ勉強したりして思うことは、
何もかもがあけっぴろげだなーということ。
そして、現代に残っているのは「性」が意図して除かれているなということ。
そして、その「性」の部分に案外、その時代の庶民の文化が描かれているということ。

今の時代は毛嫌いしすぎじゃないのかな?
刺激ばっかり求めすぎなんじゃないのかな?
男女の違いばかりを意識しすぎなんじゃないのかな?
本来は「性」ってそこにあってもっと自然に求めたり
考えたりするもんじゃないのかな?っということ。

まぁ、何を偉そうに言ってんのかわかりませんが、
要はですね、南方熊楠さんって超自然体なんです。
いつまでたっても少年なんです。

チンコーだのなんだのキャッキャ騒いでる人なんです。
時にはいつの時代からちんこのこと摩羅って呼び出したの?って
膨大な知識絞って本気で検証したりするんです。
きっと「本当にバカだなぁ」って言われたかったんじゃないのかな?

そんな熊楠さんが好きだなぁと思うんです。
私もそうありたいなぁ。

熊楠記念館で買ったのは、水木しげるさんの「猫楠」。

猫楠―南方熊楠の生涯 (角川文庫ソフィア)猫楠―南方熊楠の生涯 (角川文庫ソフィア)
(1996/10)
水木 しげる

商品詳細を見る


文体が古くて読みにくいけど、めっちゃ面白いご本。


南方熊楠コレクション〈第3巻〉浄のセクソロジー (河出文庫)南方熊楠コレクション〈第3巻〉浄のセクソロジー (河出文庫)
(2009/11/10)
南方 熊楠

商品詳細を見る

コメントの投稿

非公開コメント

sidetitleプロフィールsidetitle

大幸妄太郎

Author:大幸妄太郎
ペル2(達淳)・ドリフターズ(とよいち)に
メロメロ多幸症の妄太郎です。女装・SMが好き。
ハッピーエンド主義者。
サークル名:ニューロフォリア
通販ページ:http://www.chalema.com/book/newrophoria/
メール:mohtaro_2ew6phoria★hotmail.co.jp
(★を@にかえてください!)

sidetitle最新記事sidetitle
sidetitleカテゴリsidetitle
sidetitle最新コメントsidetitle
sidetitle月別アーカイブsidetitle
sidetitle検索フォームsidetitle
sidetitleリンクsidetitle
sidetitleQRコードsidetitle
QR