ニューロフォリア 奇説 周防霊妙録サンプル
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奇説 周防霊妙録サンプル

コミックマーケット86
15日(金)東4ホール "メ"ブロック11a


奇説 周防霊妙録 A5/156P/1200円
(R-18/搾乳表現あり/周防辰之進×黒田純之介)

reimyocov.jpg
珠閒瑠にあふれる魑魅魍魎と百物語。
運命に翻弄される三つの一族、嘲笑う神。
荒々しき若さで立ち向かう主君、周防辰之進を見守り続ける黒田純之介。
異界に潜んで悲願成就の時を待つ天野舞姫。
その澄んだ星見の瞳に、純之介は種々の生きざまを映し続ける。


今回は表紙と挿絵をラブリーパステル尻アス漫画でおなじみの
Bassroomのながのりらさまにお願いしました!!

刀の描きこみ、桔梗の描きこみ。きらめく純之介の星見の瞳。美麗です。
しかし、肝心の中身は何をとちくるったか、純之介のおっぱいをいっぱいいじって
お乳出しちゃうお話だったりしますので、お覚悟をwww
あらやだ、見てください。若干お乳ふくらんでるでしょうこの表紙の純之介はっ!! ><=3
乳・尻・ふとももの三種の神器が燦然と輝いてるわよこの表紙はっ!!あらやだっあらやだっ><;;;;;
ページ数の通り、あほほど書きこんだお話になっております。
よろしくお願いします!!><*
「秋の野に~咲きたる花を指をり、かき数ふれば~」
 少年の声が機嫌よく歌っている。
「萩の花、尾花、葛花、なでしこの花……」
 あったあった!とうれしそうに黄金の草原をぴょんと飛ぶ。
「姫部志(おみなえし)……また藤袴……朝貌(あさがお)の花……」
 少年はこの中でも藤袴がいっとう好きだった。この花は小さな袴に似ている。大昔、いろんな人々がこの花を見て、誰がかけた袴であろう?と冗談交じりに首をかしげた、かわいらしい桃色の花だ。特に、とてもあまくていいにおいがする。この小さな袴から香るこの香りは、だれしもにこの花にまつわる思い出を作った。
「やどりせし~人のかたみか藤袴~わすられがたき香……にほひつつ……」
 想像を巡らせれば、桂男が夕方の白い月から降りてくる。この小さな花は、月からやってきた美しい桂男の袴だと信じていた。
 彼岸花が列をなして咲く川岸を向こうに、辰之進は川をさかのぼっていく。
「父上、早く早く!すごいですぞ!こうやって走りながら見ると、彼岸は燃え上がるように真っ赤です!」
 背後から、こけるなよーと父の声が聞こえる。真っ赤な彼岸花の後ろから、もくもく燃え立つような枯れ尾花が姿をのぞかせる。秋は金と赤の世界。とても美しく、涼しい気候にも関わらず、心を静かに燃え立たせる何かがある季節。
「……っ!?」
 夢中になって走っていると、ふと辰之進はその中に、緑色の小さな瓜を見た気がした。その瞬間、下も見ずに走っていた辰之進は小さな石を踏んづけてしまい、転がった石といっしょに空中に飛び出し、そのままころころと道を転がった。
「っだぁ!」
 辰之進は尻を突き出してうつ伏せに転がり、岩にぶつけて痛む腰をさすった。
「いだい……うう……だけどさっきの緑色の……なんだったんだろう……」
 視界がぼやける。なんとか頭を打たずにすんだものの、かなりの衝撃だったようだ。一瞬心臓が止まってしまったかと思った。
 向こう岸の尾花がカサカサと揺れ、小さな影がこちらに向かってやってきた。
「だ、だだ、大丈夫ですか!」
 真っ赤な彼岸花の向こうから現れたのは、薄緑の着物を着た、小さな少年だった。秋の涼しい風に黒髪を揺らし、星空のようにキラキラ輝く瞳を悲しげに細める。
「……な、なんだ……人間だったの……か……」
 辰之進はニヘっと笑ったまま気絶した。駆けつけた少年は、倒れ込んだ少年の容貌に驚いた。はじめてみるくらい見事な栗色の髪、色素の薄い肌は健康的に色づいて、まるで黄金色にうっすらと光っているのではないかとすら思った。
「ああ、びっくりした……月から落ちて来たのかと……まだ十五夜には早いですよ、桂男さま……」

――周防辰之進は秋の野に一人の常盤の少年を見つける。
   彼は星見の瞳と呼ばれる不思議な力を持つ一族の生まれであった。

    辰之進の父の命により、常盤の少年、黒田純之介は周防辰之進の手足となる。


 二つの触手は純之介の乳首に到達すると、そのやわはだを無理矢理押し広げた。純之介は快楽にがくがくとふるえる。股間にからみついた触手は着物越しにぬるぬると動いて刺激を始める。
「……ふあぁ……やらぁ……きもちわるい……よぉ!」
 辰之進はいそいでタコの頭にさらに手をつっこみ、今度ははらわたを掴みだした。
 タコは悲鳴を上げて墨をはき、のた打ち回る。ついにはタコは純之介の胸の高さくらいの深さまで純之介を引きずり込んだが、だいぶ力が弱くなっていた。
それでもむりやり乳輪を広げられ、むき出しになった勃起した乳首は、先端でギュウギュウと刺激され、乳を噴き出し始めた。
「たつのしんさまぁ……」
 タコの触手が操るままに両足を広げられ、ふんどしの隙間から入り込んだ触手の吸盤で性器を吸われ、先端で鈴口をいじられながら羞恥に泣き叫んだ。ぽたぽたと乳が漏れこぼれると、タコは純之介に食らいつこうと頭の向きを変えて口を開いた。
「このっ!死にぞこないめぇ!」


――汚れと気脈が拮抗する珠閒瑠に現れた魑魅魍魎。
   悪領主、澄丸清忠の真実を見つけるために辰之進と純之介は戦い続ける。

 辰之進の脳裏に、幼き日に見た光景が思い浮かぶ。七夕川という龍の腹を切りさかれたその谷底、すすり泣く白装束の人間たち。憔悴しきったその者たちは、清忠に首を切られ、深き者と呼ばれる古代の神にその体を捧げられた。
「今もその一族の恨みの心を忘れずに、ずっと生きてきた姫がいる……」
 百本目の明かりがゆらりと揺れ、風に消える。
「……見ぃつけた……きらきらかがやく……星見の瞳……」

  ◇ ◆ ◇

 最後の明かりが消えた瞬間、窓という窓、入り口という入り口から夜闇がそそぎこまれたようだった。先ほどまで外から漏れ聞こえてきた虫の声も消えた。全てが微動だにしない静寂。先ほどまでいっしょに騒いでいたはずの語り部たちはいつの間にか姿を消していたが、純之介と、突如現れた宙に浮く黒髪の美女だけははっきりと見えた。
「わらわと子を成せ、周防辰之進」


――そこに現れた辰之進の許嫁を名乗る、天野舞姫。

「……ただ、もう少しだけ恋人ごっこにつきあってほしい。七日間、わらわが出産するまでの間でいい。わらわを守ってほしい」
 そう言って舞姫はおだやかにほほえむ。
「だが、子が産まれたら、わらわを斬るといい。現し世で命を絶たれ異界で七年育った立派な妖怪なのだから遠慮はいらない。そのまえに、純之介殿に斬られるかな……いや、それがいい……あのものには計りしれぬほどつらい思いをさせてしまったから」
「……舞姫……」
 この者もまた、目的の為になら、己を犠牲にすることもわきまえない者なのか。胸がきりきりと痛んだ。
「愛されなくてもいい。心を通わす必要なんてない。ただ、私は……天野一族の血を……継ぎたかっただけ……あとは子を産むだけ。そうすれば悲願は成就されるから……」
 そう、舞姫は胸をおさえて自分に言い聞かせるように言った。

―― 交錯する人々の人生をただ、純之介は星見の瞳に映し、刻み付けていく。

「精一杯生きる。そして前のめりにぶっ倒れる。後ろにはなんせ、オレの一族がいるからな。だから、後ろは任せたぞ、なぁ、常春の純之介よ!」
「ちょ、ちょっと常春って!まるで純之介がおバカみたいじゃないですか!」
 辰之進はただ、黙ってぎゅっと力強く純之介を抱きしめる。
 あたたかく、あまく、やわらかい体、これが常春でなくてなんだというのだろう。
「常春でいてくれ、オレがすぐ、ここに戻って来れるように」

―― 純之介は約束しました。辰之進さまのそばをはなれないと。
    命は四季の如く巡り廻る。常盤は変わらず、主の帰りを待っている。

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大幸妄太郎

Author:大幸妄太郎
ペル2(達淳)・ドリフターズ(とよいち)に
メロメロ多幸症の妄太郎です。女装・SMが好き。
ハッピーエンド主義者。
サークル名:ニューロフォリア
通販ページ:http://www.chalema.com/book/newrophoria/
メール:mohtaro_2ew6phoria★hotmail.co.jp
(★を@にかえてください!)

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