ニューロフォリア かわいそうなボツ小説www
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かわいそうなボツ小説www


ボツ小説を晒しますことの経緯について…


ねぇ妄太郎さんよ、このくっそ恥ずかしい中途半端な小説はなんですか?と言われますと、これまたクッソ恥ずかしい過去を話さねばならなくなるんですが、それを覚悟でアプサラスんで書きますね。

この小説が書かれたのは「愛され淳と嫌われ達哉。」が書き終えられた後(9/10かよ!!!)から書き始めた小説なんですが…その後このブログの第一回にあたる個人的認識名「ニート」を上げまして、甘ったるい達淳話が続きすぎて私の中の何かが『もうやだぁ!甘すぎるうぅううう!!しかも似たようなダラダラ日常話ばっかりぃいいい!!』と叫びだしまして…いろんなお話に逃げた結果どんどんどんどん書くのが後回しにされ、ようやく出番がやってきたっていうかわいそうな小説なんですが、打った文字数がまぁ6900文字近く…

これ、絶対怨念こもっとるやろwwwwwwwwwwwwww

と思い、可愛い我が子のためにこの場をお借りさせていただいたって言うwww
そういう経緯なんですが、さらにこの小説のかわいそうなところを言うと、コレ、ボツ作品なんですねwww後から生まれた弟のが優秀っていうやつですwwwwいろんなところからボロが出まくって続きかけねぇじゃんこれwwwってなってしかも何よりこの先の予定していた3人の会話…達哉イジメすぎるwwwwwwwwww

達哉が自殺しかねない勢いのえげつない責め会話が続くんですね…wwwこれ公開しちゃだめだろwww

次回公開する小説はこれの弟ってことで。しっかり練りこんで、今度こそこいつの無念を晴らすためにがんばりますんで、期待ほどほどにしていただいたらうれしいなぁ~なんて…。(文章も今と違うしwww淳くんがwww)

ま、そういう経緯ですwww
楽しんでいただけたらこいつも喜びます!!

 ◆ ◆ ◆ 


周防達哉はヒーローだ。


『おまえたちにここの平和は乱させない!!』
『キュピーン!!』
『トォーウ!!!!』

ハデな効果音、テープに吹き込まれた声優の声、もりあげるテーマソングのBGM、はじける火薬の香り…

そして、子ども達の声援…!

周防達哉は子ども達の視線集まるステージの真っ只中にいた!

手に持ったフロストセイバーを振り下ろす!
『ザシュッ!!』
剣の効果音とともに打ち下ろされたフロストセイバーは黒服の戦闘員を叩き斬る!後ろから迫ってくる敵に回し蹴りを打ち込む!着地と同時に腰の重心を下ろし、安定した体勢に持ってゆき…ポーズを決める!!
狭い、狭い視界の中で達哉はリハーサルどおりの殺陣をこなしてみせる。子ども達のキラキラした視線が達哉に向けられる。
「フロストレッドー!!がんばれぇー!!」
マスクの下で達哉は不敵に笑う。
(俺は…ヒーローだ!!フロストファイブのフロストレッドだ!!)
『行くぞ!皆!!フロストマハブフーラバスターだ!』
レッドの声優が高らかに叫ぶ。振り向けば、ブルー・イエロー・グリーン・ピンクが大きなアクションでうなづき返す。
5人の武器を合わせて技を放った。さすがにビームまでは現実に出せないので、衝撃をこらえるように後ろに引く。
すると、怪人ジャック・ランタンが爆発の効果音と共にステージの端まで飛んでいった。
『バァイバ~イ!!』
お決まりのジャック・ランタンのやられ台詞に子ども達がワッと笑う。
「みんなー!いくよー!!せぇのぉ~!!」
すると、ステージの端で控えていた陽気なお姉さんが子ども達にマイクを向ける。
「フロストファイブぅ~!ありがとぉー!!!」
可愛らしい子ども達が声も限りに叫んだ。
達哉はグッと拳を握りしめそうになったのをこらえた。フロストレッドは沈着冷静なリーダーだから。
(…熱い!熱すぎるぜ…!!)

控え室に戻ると、フロストレッドのマスクを取る。ホックを外すと、前面と後面とにわかれるタイプだ。もわっと湯気が上がる。自慢のメッティカットも汗でびしょびしょになっている。だが、達哉の顔はキラキラ子どものように輝いていた。
「やっべー!レッドかっこいい!!」
鏡に向かって途端に叫びだす。
「あっはっは!おまえがいうな!」
怪人ジャック・ランタンの着ぐるみを脱ぎながら先輩がいう。年のころは30代で、ひっそりと戦隊物を愛する静かな同志だった。達哉は不死鳥戦隊フェザーマンの大ファンだったが、あまり他の戦隊モノには興味を示さずにきたので、この先輩くらいのマニアぶりがほどよくて、メンバーの中ではよくつるんでいる。
「初めてのレッド役、どうだった?」
「いや!もう!なんていうか!感動ですよ!!でもこれがレッドイーグルだったらもう…俺どうなってもいいです…」
達哉は、普段はこれでも無口でクールで通っているが、今は極度の興奮状態にあった。
「はは!!周防だったらやっていけるさ、アクションも魅せ方も完璧だもんな…こんな弱小会社やめて、アクションクラブみたいなところにでもいくといい。それこそ周防くらいいい男なら俳優にだってなれるさ。」
フッと苦笑いをする達哉。誰にもいえないが、実は達哉は警察よりも自衛隊よりも本気の殺し合いの戦闘を繰り返してきていたし、ペルソナ能力というチートじみた能力も持っている。一般人を遥かに超えた身体能力の持ち主だった。その本気のアクションが、彼をあっという間に戦闘員からレッドにしたのだ。
「いや、無理ですよ。俺人に顔見られるの嫌ですから。」
そういってレッドのマスクを被ってみせる。
「ははっ」
達哉が笑うと先輩も笑った。
「いやいや、もったいない奴だ!」

達哉はアルバイトが続かない男だった。顔の良さと無口なところが災いして、続いてもせいぜい3ヶ月くらいのものだった。どこに行こうが面倒ごとがからんできて、彼を煩わせた。そこで出会ったのがデパートの屋上でのヒーローショーの出演者募集だった。一番自信のある身体能力を生かせるジャンルな上に、顔を出さなくてもできるこのスーツアクターは天職のように思えた。実際こうして、憧れのレッドまで上り詰めることができたのだ。フルフェイスのメットを被り、バイクのハンドルをギュッと握る。
「俺は…レッドだ…」
フルフェイスの視界はマスクを思い出させる。子ども達の声援を思い出して口元がにやけていた。

「ただいまー。」
「あっおかえり!達哉!」
まだそんなに古くないアパートに二人で一緒に住んでいた。玄関を開けるとすぐキッチン。そんなに広くない1LDKだった。
「ん」
達哉は黙ってコンビニのビニール袋を淳に突き出す。
「わーうれしい?僕に何か買ってきてくれたの?」
白いエプロン姿の淳はうれしそうにビニール袋を覗く。
「チョコレートケーキだ!すごい!あ、のりしおもだ…」
淳はうれしそうに笑うと、じっと達哉の顔を見つめる。
「ニヤニヤしちゃって…うれしいことあった?」
「ふふふ…おまえには教えない。」
俺はヒーローだから正体を明かしてはいけないのだ。達哉の顔が得意げになる。
「お仕事関係か…まだ秘密なの?」
肩を落としながら淳が上目遣いで聞いてくるが、達哉はフッと笑って手を振った。
「あぁ、お前を驚かせたいからな。」
「いいけどね、僕は達哉を信じてるから。」
あんまりに可愛かったので、達哉は抱きしめようとしたが、淳の手がストップをかけた。するとイタズラっぽく笑いながらのびをして、淳が軽く頬にキスをする。
「それより、体が汗でビチョビチョだよ。お風呂入っておいで。」
達哉は真っ赤な顔をしながらしぶしぶお風呂に入る準備を始めた。達哉は先制攻撃には弱いのだ。


 ◆ ◆ ◆


イカと里芋の煮っ転がしを作りながら淳はうんうん考えた。しょうゆの匂いが食欲をそそる。
「汗でビショビショになるお仕事なんだな」
淳は淳で達哉のお仕事当てをゲームのように楽しんでいた。
淳は左手を電灯にかざす。キラリと輝くダイヤの指輪が薬指に輝いていた。
「本当に達哉って子どもっぽいよなー…」

淳は2年前くらいのことを思い出していた。
それは淳の二十歳の誕生日のギリギリ前日…。時間帯で言えば夜中の11時ごろ。教師を目指して勉強中のことだった。
すっかり勉強疲れでぐっすり眠っていると。
なんだか人の気配がして、ゆっくりと目を開けた。達哉が淳の手を取って、何か一生懸命不器用にやっているのが見えた。
(…これって起きたらきっと悪いよね…)
淳はそっと目を閉じる。しばらく淳の手をペタペタ触っている達哉だったが、作業が終了したのか。ふーっとため息をついている。淳は一生懸命笑いをこらえた。気づいてないのかな?と思うとちょっぴりおまぬけな達哉が可愛くて仕方が無かった。
「淳…ほら、起きろ、風邪引くぞ…」
さも何も無かったかのように、達哉がそっと背中に毛布をかけてくる。
「ん…」
淳もさも何も無かったのかのように目が覚めたふりをした。ふと目を開けると、目の前の自分の左手に、光るものがあった。
「え…コレ…」
どうせしょうもないイタズラに違いないと思っていたのに、思わぬ事態に顔が真っ赤になってくる。
「ひ、左手の薬指って…こっこここ婚約指輪…?」
「そ、はっぴーばーすでー淳!」
毛布の上から背中に抱きつきながら達哉が得意げにふふふと笑う。そして淳の左手に、達哉の左手が並べられる。小さいけど本物のダイヤの埋め込まれた指輪だった。
「ほら。お揃い。」
(えっ!これって本気の…本気の婚約指輪なの?)
淳の胸が破裂しそうに鼓動を上げた。うれしすぎて自然と顔が笑顔になる。
「ど…どうしたのこれ…?」
「バイトして貯めた金で買った。」
「えっでも達哉バイトって!」
淳が振り向くと、達哉の顔が間近にあった。なんだか照れくさい。
「だからやめてもやめても新しいところ探して頑張ったんだっての。コレのために。」
ニヤっと笑いながら達哉が淳の指にはまった指輪をツンとつつく。淳の目に涙がたまってくる。流すまいと上を向こうとした。
「ハッピーバースデー!20歳の誕生日!大人になったな、淳。」
時計はもう12時を過ぎていた。不器用だけど完璧な演出に淳の乙女心は爆発寸前だった。
「達哉でもこんなことできたんだ!うぅ…だめ感動しちゃった。」
「…でもってなんだでもって…」
達哉はぷりぷり怒りながら、背中から離れる。
「結婚はできないかもしれないが、それが代わりだ。いいだろ?」
コレは実は達哉の2年がかりの計画だった。淳はぽやぽやしてて天然だから、割とごまかすことは簡単で、あの戦いの日々が終わったころから計画していたことだった。二十歳になったら婚約指輪を送ろう。ずっとそう考えていた。
淳は淳で、教師になるために必死で勉強をしていたもので大学もバラバラで、実際あまり達哉のことを見ていない日々をすごしていたことに申し訳なくなっていた。高校生のころはあんなに愛し合っていたのに。
「ごめんね。達哉…ありがとう。」
「ごめんてなんだ。」
キョトンと首をかしげる達哉。本当にこの男は…賢いのやら賢くないのやら…。淳の気持ちを理解しているのやらしていないのやら…?
「えへへ…言っていいの?」
「言えよ…気持ち悪い…」
「達哉のことおばかだと思ってた…」
コツンと達哉の拳が淳の頭に落ちた。
「いたい…へへへへ…。」
ニヤっと笑った顔、クイっと達哉の親指が寝室の引き戸のほうを指す。お仕置き部屋…ということらしい。
「ん…しょうがないな…本当はちょっと眠いけど…」
真っ赤になった顔をごまかしたくて、ソワソワと視線をそらす。
「せっかく大人になったんだし。な?」
達哉の目線が色っぽい。発情…している。
「しょ…しょうがないな…今日は気分がいいから…いいよ…」
そういって淳は達哉の左手を握った。

淳はその夜を思い出して赤面した。
「んっ違う違う!料理に集中しないと…ケガしちゃう。」
とりあえず。やることなすこと、何もかも達哉は子どもっぽい。淳はそう思うのだ。

「上がったぞ~。」
新しいTシャツにゆるゆるのズボンを履いてすっかりくつろぎモードな達哉の前に、イカと里芋の煮っ転がしとお味噌汁とご飯。買い置きの漬物をいくつか出す。
「…美味しそう。」
ちょっと声が不満そうだった。
「美味しい。美味しいよ?」
淳が達哉のほっぺたを人差し指でぐりぐりする。
「わーかった食べるって…」
2年の歳月は二人の関係も少しクールダウンさせた。淳だってもう今年から担任の教室を持っている立派な小学校の教師だった。
互いに仕事も始まって前ほどは熱烈に体を合わせることはなくなったし、お互い同棲生活に慣れてきて、ちょっとダラダラしてくるところも出てきたが、今はそのゆるい空気がお互いたまらなく好きだった。親友のようで親友でもなくて、恋人のようで恋人でない。どちらかといえば親子に近いような、お互いが最初からそばにいることが当たり前の空気。
「…イカは残していいか?」
不満げに箸にひっかけて淳に見せる達哉。
「だめ。」
ポリポリたくあんを食べながら達哉の望みを一刀両断する。
「わかった。俺も漢だ…。」
そういってイカを口に含んだ達哉を見て、淳は目を丸くした。
「う、うそ!」
「うそじゃないって。俺、強くなったんだぜ?」
達哉はキラキラ輝く子ども達の目線が忘れられないのだ。
「好き嫌いのできない仕事なのさ。」
「…ふ、ふーん?」
淳は首をかしげて頭の中のメモに書き付けた。

達哉の仕事は…好き嫌いのできない仕事なんだ?


「今日はありがとうね~淳♪」
リサが腕に抱きついてくる。
「う、うん。」
今日、淳はリサにもてあそばれてしまった。
リサのお母さんがやっている着付け教室に誘われたのだが、何もしなくていいと言われて立たされると、なんと淳をモデルに着付け教室が始まったのだ。奥様方の視線が熱かった。女形の役者の名前を挙げては似てる似てると喜んでいた。丸裸にされたわけじゃないけれど、淳は恥ずかしさと慣れない視線になんだかぐったり疲れてしまった。
「…お詫びじゃないけど、お寿司おごるからさ!」
そういって連れてこられたのはがってん寿司。
「らっしゃーい!」
威勢のいい男二人の声が二人を迎えた。
店に入ってきた和服姿の美女二人にお客さんは目が釘付けになる。着付け教室から直接つれてこられたので、二人とも着物姿…なのはいいのだが、淳まで何故か女物の着物だった。江戸時代じゃ珍しいことでは無いと言われ、そのままズルズルと着せられてしまったのだった。
「あれ?おじさん、栄吉はどこ?」
リサがキョロキョロ辺りを見回す。
「おう、そこでぇ!」
あごでどこかおじさんに似た顔の隣で仏頂面をする地味な男を指す。
「え、君が栄吉?」
淳はびっくりしてキョトンとしてしまう。
「お、おう、らっしゃい…」
確かに見覚えのある青い髪。気まずそうに唇を尖らせている。
リサと二人でつけ台に座ると、それぞれ注文をした。暖かいお茶をすする。
「せっかく着物着てきたんだから、和食のほうがいいかなーって。」
「リサ変わったよね。」
淳は微笑んだ。それはとてもいい方向に…。
「うん。なんだか親に反抗するのも疲れちゃってさ?心の中はまだまだ子どもなんだけど、もう私達大人でしょ?」
リサはクスッと笑う。
「それになんだかんだいって、私日本の文化が好きだもの。お母さんの教室のお手伝い、好きよ?」
そういって笑うリサはとても女性らしかった。
「うん、着物よく似合ってるよリサ。」
クスクス二人は笑いあう。
「っておうおう、おまえらラブラブに見えるぞ。」
地味顔の栄吉がからかうように笑いながら美味しそうな寿司の乗ったすし下駄を置いた。
「なっ何言ってんの。私はともかく淳は達哉とラブラブなんだから~!」
「…ははっ」
淳の左手の薬指の指輪は、あっというまに女性達の恋愛沙汰レーダーで見つけられてしまい。いろいろと質問攻めにされたのだ。
「…おお…ついに婚約指輪まで…あのタッちゃんがねぇ?」
「ふふ、そんなこというと達哉が怒っちゃうよ?」
あがりに口をつけながら、リサがくすくす笑っている。
「ん~だってなんかアイツしっかりしてそうで結構抜けてるところあるじゃねぇか。なんだかんだいってやる時はやるんだなぁ~って。」
腕を組みながらしげしげと淳の左手に光る指輪を見る。
「…俺もそろそろ考えなくちゃいけなくなるかもだしな…」
二人そろってニヤッと栄吉を見つめる。
「バッバカ野郎。なんでもねーよ…少なくとも、もう少し寿司屋で腕を上げるか、ガスチェンバーを軌道に乗せてからだなぁ…」
ブツクサ言いながら目線を外す栄吉。
「ねね、残念だったね達哉。何でこられなかったの?」
「う、うん。なんか忙しいんだって…。」
淳の歯切れの悪い様子にリサが不思議そうな顔をする。
「達哉って今何のお仕事してるの?」
「おう、いいじゃねーか!俺もしりてーな!」
二人の視線に戸惑う淳。
「じ、実は僕もあんまりよく知らなくて…」
『えぇ~!?』
二人がばっちりのタイミングで一緒に驚いた。
「達哉がひみつっていうから…」
『そ、それってどうなの!?』
二人の顎は今にも外れんばかり…。淳もちょっと気圧される…。
「ん、でも達哉だったら信用できるからいいかなーって。」
「あまい。あまいぞー淳。」
栄吉がずずずいっと迫ってくる。
「こんな指輪をつける仲になったならな、将来を気にするのが通りってもんだろ」
「そうそう。」
リサもお寿司をほおばりながらコクコクと頷いている。
「…うーん…」
普段気にしてもいないことを突っ込まれると、物凄く恥ずかしくて淳はうつむいた。
「相手を信じるっていうのもいいけどさ、もっと相手のこと知りたくなるってのが恋愛だろ?」
知った風に栄吉が言う。
「実はね…あのね、僕ゲームしてるんだ。達哉のお仕事何かなゲーム…」
淳は朝早く起きると、学校に向かう。小学校教員になったばかりなので、帰るのがどうしても遅くなる。仕事にまだ慣れていないのだ。幸運なことに、淳の担当する子ども達は皆いい子だし、両親も淳の熱意に感心しているらしく、関係は良好だった。
だからこそ淳は子ども達に答えたくて、勉強を頑張った。そうするとどうしても達哉にかまう時間が減ってきてしまうのだ。
「…でも情報が少なくって…」
淳がうつむくのをリサがじっと見ていた。
「そっか、じゃあさ!私たちも参加させてよ!達哉のお仕事当てゲーム!」
「そりゃあ面白そうだな…このミッシェル様の推理力なめんなよ!」
「えっ…えっ!?そ…そう?」
だけど淳は少し気乗りしなさそうな顔をしていたが、真剣な二人を見ていると、しゃべった方が気が楽になるんじゃないかと思い始めたのだ。
「…じゃ、じゃあ…手伝ってもらおう…かな?」


<えげつない会話はここから先だけどwww後はリメイクされたこいつにほどほどにご期待くださいwww>

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大幸妄太郎

Author:大幸妄太郎
ペル2(達淳)・ドリフターズ(とよいち)に
メロメロ多幸症の妄太郎です。女装・SMが好き。
ハッピーエンド主義者。
サークル名:ニューロフォリア
通販ページ:http://www.chalema.com/book/newrophoria/
メール:mohtaro_2ew6phoria★hotmail.co.jp
(★を@にかえてください!)

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