お近くにお住まいの
ながのさんと合流し石ノ森萬画館へ。
そこで奇跡の出会いが……
「ジュン」即携帯を取り出し写メにおさめる不審人物が二人。
この時はただ淳ちゃんに似てるかわいこちゃん☆
くらいのもんだったんですけどね!!
いろんなアトラクションを過ぎ、3階に着きますと石ノ森萬画館に寄せられ
たファンからのイラストや、様々な漫画家さんたちの色紙が飾られているスペースへ、
石ノ森さんの漫画はもちろんのこと、いろんな漫画を閲覧できるコーナーがありまして、
そこで先ほどアトラクション内であのかわいい「ジュン」が
「ファンタジーワールド ジュン」という名前の漫画の登場人物であると探り当て、
淳厨特有の嗅覚にてわりとすぐに
「ファンタジーワールド ジュン」が所蔵されている棚へwww
旧文庫二冊(木と神飛行機の表紙と、黒背景に女性の表紙)
B5判のコミックス二冊
で、復刻版で全5巻(0巻からふくめ4巻まで)
……となにやらジュンの絵柄をプリントされたお皿
(ヤフオクで2万するとか聞いたwww)
内容を二人でパラ見する。
文庫の内容はほぼ0~4巻の復刻版に収められている様子。
画集は…私は見た覚えないけどどうだったろう?><;;;
その内容がまたすごいんだ。
継母と姉二人からいじめられ、愛犬に連れられて魔法世界へと飛んでいくジュン。
毎回違うワールドに旅をするというお話。
その目的はどこかにいるはずの父を探すことらしい。
いじめられているシーンがまた心が痛い。
急いで先を見たものの、最後は良かれ悪しかれ
ジュンは魔法世界の住人になった様子。
何かに導かれ、深層世界を旅するって言うモチーフはよく語られますが、
どうやらこの漫画もそういうお話の一種の様子。
「父」の正体を探るというのはグノーシスのソフィア(叡智)なんかを思い出します。
でも、ソフィアは女性の神様です。
ジュンは女の子に見えるけれども男の子ですからね!!ちょっと違うかな><*
(出たなオカルト)
後にwikiなんて読みますと、
「大人から子ども、いろんな姿になって現れる哲学的な女の子」に導かれて
ジュンは旅をするらしいです。これは完全にアニマに導かれて~のパターンですね。
女の子はグレートマザーなにおいがします。
実際石ノ森章太郎さんの実体験、「死んだお姉ちゃん」が
ジュンではキーになっているそうだし。
↑お姉ちゃん
・両親からの庇護が無い生い立ち
・現実世界からの逃避(またはファンタジー世界へと入場)
・キーになる死んだお姉ちゃん
・最後に対決するのは父(リリカ版の黒騎士から推測)そしてこの右目の隠れた見た目と「ジュン」という名前。
我らが天使を思い出すじゃありませんか…><;;;;
もしかしてこれ、金子さんが知ってて淳をデザインしたりとか?
……なんて。
もしもですよ、もし金子さんがこの「ジュン」を知らなかったとしたら
それはそれで個人的には大事になります。
だって、無意識の世界に「ジュン」って言う元型があるってことじゃないですか!!
いただいた淳の設定を見てイメージしたら、すごく似た感じのキャラができちゃったとか
それはそれで奇跡ですよお客さん!!><;;;ちなみにこの「ジュン」ってキャラクターは後々には
「石ノ森章太郎さん自身」としても表現されるようになるみたい。
「ジュン」と「心理学」のつながりにはなかなか興味が尽きません。
↑石ノ森さんとジュン(ブレブレですんませんwww)
ながのさんと二人、ジュンの魅力にメロメロになりながら帰宅しましたwww
残念ながら萬画館のほうにはジュンのグッズないんですよ><、
ポストカードでいいんで置いてくださいお願いします><、
その夜、二人とも勢いあまってそれぞれなんらか「ジュン」の本を通販で購入www
私は打ち切りになったけれど、後の展開がどうなるかなんとなーく先の設定も
見せてくれている、カラーの美しい「リリカ版」をゲットしました。
ながのさんは文庫とアパッチ版をゲットされたみたいですね!!><*
wikiでなんと「ジュン」の元ネタは赤塚不二夫さんから教えてもらった
「ジェニーの肖像」だと発覚。これまた二人とも通販でゲットwww
なるほどね「Jenny」の男版で「Jun」なんでしょう。
まだご本が到着してないので推測でしかないですが、
知れば知るほどにじみでる「ジュン」の魅力><*
……とまぁこうやって旅先で奇跡的に「ジュン」という存在を知りましてwww
ながのさんとお別れ。私もあとは大阪へと帰るだけ。
完全に気持ちがゆるんでいた私にまたもや奇跡が。
手荷物カウンターで応対してくれた人の名前が……
なんと「黒須」さんでしたwwwなんなんだろうね宮城。
淳の聖霊でも宿ってんのかね?
それとも8部の舞台である仙台についた瞬間、
私にスタンドでもついたかな?><;;;
短い期間で三つも淳の奇跡を堪能しました。
おそろしくも素敵なたびでした。
ありがとう淳という名の女神よ天使よ><*(淳厨乙)
※最後に※先ほど届いたご本を読み終えたので追記を。
もちろん打ち切りなので、ストーリーは終わりません。
ジュンと父は出会いません。
きっとジュンはこれからも継母と姉二人にイジメられて暮らすのでしょう。
それでも希望を持つことを忘れないで、
たくさんの虹色のきらめきを魔法の世界に映して、
あきらめず歩んで、人の温かさを知っていくのでしょう。
最後に書いてある構想では、
「人と人は、世界は"愛"で結ばれていることを、
愛のための闘いでなければいけないことを
……教えたいと思います。」
とありました。
石ノ森さんは話の中でジュンを動かして「教えたい」と
言っているので、きっと石ノ森さんの空想の中では成長していたのでしょう。
だから最終的に石ノ森さんといろんな世界を旅するお話になったんじゃないのかな?
ジュンのお父さんは、きっと石ノ森さん自身なのでしょう。
もっともっとジュンを読みたいな…><、