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ペル2(達淳)/ドリフターズ(とよいち)に萌え萌えな大幸妄太郎さんの経過報告ブログ。
引用が多くてながーいです。(色ついた文字が引用)
↓電撃の里美直氏の「くりバカ日誌」
http://dol.dengeki.com/column/c-baka/satomi.html
交換日誌的にいろんなゲームクリエイター達が語らってる日誌なんですが、非常に興味深い質問をやっております。主人公についてと悪役について。
注目してもらいたいのが第29回~第31回面白い文章で書いてはって読みやすいのでぜひ読んでみてください。ここには里美直氏の12年前から変わらない信条が書かれております。何年前の記事なんだろうこれ?ダークナイトとかいってるからそんなに古くないと思いますw
ペルソナ2罪罰ファンにもおいしい内容になっております!これだけの年月変わらないのは本当にすごいと思う。私なんて確かに昔から報われない主人公大好きだけど、今は王道のさっぱりした気持ちよさも大好きになっちゃったしww
里美氏は報われないヒーローが好き。
【第29回】ライダーキックの着地点より
> そうなのだ。ヒーローは、報われたらヒーローじゃなくなっちゃうのである。報われていいのは、死ぬときか話が終わるときだけだ。不用意に過度の報酬を与えてしまうと、容易に寅さん化してしまう。安心して観れるかもしれないが、ハラハラドキドキワクワクはしづらいだろう。
これはすごく賛同してしまう。私はP3の評価が高くなったのもこの考え方と一緒だから。
なぜ主人公は超人パワーを発揮できたのか?命を普通の人の倍燃やしたからですよ!
あんなにいろんな人々と仲良くできたのか?いろんな女性と関係を持てたのか?なのに特に修羅場も起こらない、なぜあんなに都合の良い展開のゲームに仕上げたのか?
里美氏のゲームではないですが、きっと「最後に主人公が死ぬからこういう展開にした」んだと思います。あのあと死なずにのうのうと生きてたらソフト投げてます。折ってます。
あと男だからこそできる展開ってのもあるんですよね。
もし主人公が死んだ後、妊娠した女性があの中にいたとしたら?もしかすると2~3人一気に妊娠してるかもしれないですけどw
あえて最初から女主人公を出さなかった理由がここにあるんじゃないかなと思ってます。怒られそうだけどw
女の子主人公だったらもし妊娠しても死んだら意味がないそれこそ報われなさ過ぎるじゃないですか…
>更に好みを言えば、話が終わるときでさえ、完全な勝利を得ない方がいい。痛みを伴う勝利、よく考えたらちょっと負けてるかもくらいの方がいい。楽勝、大勝よりも、辛勝の方が価値が高い。それだけ難しい状況を勝ち抜いたということだからだ。状況が困難で敵が強大であれば、勝利したヒーローもただでは済むまい。最終的に何かを得るだろうが、大きな何かを失うはずだ。だからこそ、よりその辛い勝利が意味のあるものとなる。仮面ライダーも、とどめのライダーキックで捻挫くらいするべきなのだ。
そうだ!とどめのライダーキックで捻挫くらいすべきなのだ!wwwwwwww
ペルソナ2罪罰の達哉が報われない理由ですね。でもこれでよかったんだと思ってます。きっとハッピーで終わってたらきっと罪罰は12年後にリメイクされるほど力を注がれるゲームにはならなかったでしょう。
私の記憶にも残ってなかったでしょう。
あの悲痛な表情を公式に描かれることもなかったでしょう。
あの深い不幸を体験してあの表情ができるキャラだからこそ達哉は愛されている。私はそう思います。
同人誌出したいわ~幸せになってもらいたいわ~って脳みそこねくりまわしていかに達哉を幸せにするかなんて考えないでしょうw
【第30回】がんばらナイトより
> 至高の悪役とは、マイナスとマイナスの選択を強いてくる奴である。ダークナイトはぬるい。以上。
> しょうがないよ、ヒーローは本気の悪に勝てねーもの。後で仕返しはできるかもしれないけど、悪党が本気でヒーローの尊厳を傷つけようとしたら、その一撃は防ぎようが無い。それがマイナスとマイナスの選択というやつである。これをやられたら、どうやったってヒーローは傷つくのだ。
THE ニャルラトホテプw
なぜアトラスはニャルラトホテプを無いことにしてしまったのかひっじょーに不満です。
絶対に敵わないし倒しても倒してもそれはあくまでニャルラトホテプの1000の顔の中の1。
無限の機数を持つマリオみたいなもんですよ。ラスボスが!!
常に強くてニューゲームですよ。ラスボスが!!!
負けるのもお遊びなんですよ?アイツ!
あんなに恐くてあんなに強くてあんなにいやらしいラスボス他にはいないと思っています。これは里美氏の信条によるものです。キングオブラスボス。もっとシリーズで見たかった。改めて思います!!
昔の公式ガイドブック完全版のインタビューでも…
(P.275)ニャルラトホテプにある意味裏切られた気がした、固まりかけたと語るインタビュアー。
インタビュアー:倒した後に語り出す場面です。今までの作品ではルシファーも「YHVH」だってブッ倒してたじゃないですか。それが、平然と語りだすていうのに、僕はかなり違和感を感じたんですよね。
里美:(前略)実際、各個人に無意識があれば、社会全体が作る社会的無意識っていうのもある。悪や罪という考え方もそのひとつなんです。で、最後の敵って考えた時に、ニャルラトホテプに社会を擬人化させたような存在として設定づけしたいなと思ったんですよ。RPGって敵を全て倒すじゃないですか。でも実際に考えたら、倒せない敵ってのがいるほうが普通なんですよ。それって何だろうって考えたら、若い人達がこれから出て行く社会じゃないのかなって思ったんですよね。
ペルソナという個人的無意識を題材とした作品だったからこそだせた最強の敵がニャルラトホテプ。
ねぇ、現在だって敵ですよ社会w
そんな敵に立ち向かった報われないヒーロー達哉と絶対に倒せないラスボスニャルラトホテプを生み出した里美さんに乾杯ですよ!