ニューロフォリア ディアラマ!サンプル
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ディアラマ!サンプル

ディアラマ!
【※達哉ナースコス/R-18/A5/36P/200円】
一番最初に出した本のサンプルです。自家通販はじめるための準備用に投稿!

ディアラマ!表紙
ディアラマ!

「おい、淳、何で来ないんだよ…皆待ってんだぜ?」
「…うるさいよ…」
携帯で電話するが、その一言で切られて終わり。達哉は悩んでいた。淳が一体何が気にくわないのかがさっぱりわからない。確かにジョーカーとして世界を破滅に追い込んだ過去はあっても、皆はそれでも前へと進もうと決意した淳を受け止めたし、淳だってそんな受け止めてくれる皆に笑顔を向けて、仲間になったじゃないか…。
「…達哉クン…また淳クン来れないって?」
舞耶姉が心配そうに携帯電話を握り締めてしかめツラをする達哉を見ていた。
「…悪い…今日も、また4人で行こう…」
携帯をパタンと閉じると、ポケットに突っ込む。各々武器を手に、いつものメンバーから淳が欠けた形で廃工場へと向かっていった。しかし、あの淳の態度は何だろう。前から連絡だってしてあるし、急な用事ができたなら出来たでちゃんと伝えてくれればいいじゃないか。
「ったくなんだってーんだ!!」
ッガァン!
いつも思い悩んでばかりの淳をもっと皆にとけこませられたらという一心で、達哉なりの気遣いなのだが、どうやらそれは淳には届いていないらしい。なんだかくやしくて、廃工場のドラム缶を蹴り上げる。その悔しさは段々とちょっと理不尽な怒りに変わっていく。いつまでもいつまでもウジウジして…自分の考えは見せず挙句の果てにはこうやって引きこもる!淳は一体何がしたいんだ!


―達哉は引きこもりになった淳を説得するために淳のマンションへ赴く。ところが逆に淳に責めこまれる達哉。仲直りの方法として提示されたのはなんと…。


「…はぁ?」
「これが、僕との仲直りの方法」
「…ナ、ナ、ナースぅ?」
メモを繰り返し見れば見るほど、達哉の頭の中にエロ本くらいでしかみたことないようなシチュエーションが浮かび、顔がいっぺんに赤くなる。それを淳が、俺にしろという。口があんぐり開かれた。
「ふ、ふ、ふざけんなよ!こっちは真剣なんだぞ!?お前と仲直りしたいって本当なんだぞ!?」
思わず淳に詰め寄った。そのふざけた条件とは、指定日に達哉がナースの格好をしてこの部屋に来ること…だった。しかもそこには細かいグッズの指定が書き込まれている。ナース服は薄いピンクのみ、下着は白、ガーターベルトとストッキング着用。ムダ毛処理は当然…とのこと。
「なんで?僕がふざけると思うの?」
クスっと淳が笑う。淳の笑顔は卑怯だと思う。淳は自分がどれだけ美しい顔をしているのか理解しているのだろうか?弄ばれたような感覚に陥り、達哉の顔が真っ赤になる。
「だってこれ、お、俺に着ろっていうんだろ?ありえねぇって!」
「そうだよ、達哉に着て欲しい」
「リサや舞耶姉…ならまだわかるけど俺って!」
「君じゃなきゃ嫌だ」


―しかし、パーティーから淳が孤立しようとするのを防ぐためにも、淳の要求どおりに従う達哉…。


案内されたのは淳のベッドルーム。大きな窓から
暖かな陽光が差している。昼間から、何が楽しくて俺はこんな格好をしているのか…。着替える様子をじっと見られた上に、ああだこうだと口出しされながらようやく着る事が出来た。うれしそうな、いたずらっぽそうな淳の視線がずっと達哉を捕らえ続ける。もうそれだけで頭がヒートしそうだった。なのに…この格好!!
「恥ずかしいの?」
思ったより短いミニスカートに苦戦する。丈が太ももの上半分くらいしかない!なんとかグイグイ下に下げようと苦戦していると、淳がうれしそうにこちらを見ている。
「あっ当たり前だろうが!誰がうれしくてこんな格好するかっての!」
「ふふ…そう?嫌なんだ…」
「あぁ嫌だ!お前に言われなきゃこんな格好…死んでもしねぇよ!」
淳はそんな達哉をうれしそうに笑顔で見つめている。それがとても可愛らしく見えるのが悔しい。
「そっか、僕に言われなきゃ絶対にしなかったんだね」
「っ!くっ繰り返すな!」
というか本来ガーターベルトというものは見えてはいけないものじゃないのか?スカートの下からストッキングを吊り上げるゴムベルトがはみ出し、吊り上げているのが丸見え状態だ。女じゃないから詳しいことは解らんが、これは恥ずかしい格好じゃないのだろうか?こんなものエロ本でしかみたことがないから…わからない!
「お、おい、これでいいだろ?満足だろ?脱ぐからな!」
「ダメだよ達哉…こっちにきて…」
淳がベッドの上から手招きをする。
「コスチュームプレイ…わかる?コスプレってプレイも伴ってのものなんだから」
「ぐっ…!」
「いいの?言うこときいてくれないと、僕外に出ないよ?」
「あぁ!わかったよ!行ってやるよ!」
達哉はしぶしぶスカートから手を離すと、淳のベッドの隣に仁王立ちになる。
「ふふ…達哉の恥ずかしいナース姿、よく見せて…ほら、僕の上に跨って…」
「お、お前何がしたいんだ本当に…」
頬を赤らめた淳がベッドの上から指示する。淳の胸の上に跨れと言うらしい。座ってしまっては淳を潰してしまいそうだから膝立ちの状態になる。
「いい眺め…」
こんな格好をさせておいて何を言うんだろう?パンツが…もっこりが…見えるんじゃなかろうかと気が気でない…片手でミニスカートを押さえる。
「…俺みたいなイカツイ奴にこんな格好させて何がいい眺めなんだ…」
淳の手が達哉の太ももに触れる。
「そうだね、君の太ももってすごくたくましいよね?」
「ひぃっ!」
背筋にゾゾゾゾーと寒気が走る。
「なっ何するんだよっ!」
淳はうれしそうに笑う。
「僕のためならこんな恥ずかしいこと…できるの?」
「あぁ、悪いか…お前が居ないとな!
皆が…困るんだよ…」
「ふぅん?まだそういうこというんだ…」
太ももを触る手が、どんどん上へと登っていく。淳の細い指の感触が内腿を滑る。なんだかその感触が、達哉の中で快楽に変更されていく。脳が痺れ、薄い布の向こう、達哉のものが反応する。
「やっ…やめろよっ…」
「やめないよ…君がどこまで僕のことを思っているのか確かめたいから…」
達哉の顔が真っ赤になり、目が涙で潤みだす。これ以上はもう本当にだめだ。淳は何がしたいんだ!
「俺たち…友達だろうが!」
口から出た言葉にハッとする。なんだかとんでもないことを言ってしまった気がした。淳の瞳は真っ黒で、感情が読めない。俺と淳の関係は、友達…?そうだ、友達だ。それ以上でも、それ以下でもない…。心がそれ以上の詮索を拒否した。
「そうだね、友達だ…でももし、僕がそれ以上の関係を望んでいるとしたら?」
やがて薄ピンク色のナース服のミニスカートを達哉のものが押し上げる。そんな声で、優しく感じるように撫でながら…見つめないで欲しい…。
「ねぇ…?勃起しちゃったの?」
「みっ見るな…」
ミニスカートを上から押さえつける。
「僕のことを友達だっていったのは、達哉だ、なんで勃起なんてするの?おかしいよね?」
淳の視線は冷たかった。
「…っ…!」
言えるわけが無い。淳がこれから自分に何をしようとしているのか想像して頭がいっぱいいっぱいだなんて…。その細い手は何処に伸び、達哉の体のどこをどうしようというのかを…。
「達哉、震えてる…」
淳が黒い瞳を細めて笑う。とても、意地悪く…深遠に突き落とそうとするような…。
(俺を…俺をどうしたいっていうんだよ…。)
「お、お前は…俺のこと…どう思ってるんだよ…こんな格好させて…嘲笑って!」
放っておくと、恥ずかしさでヒートして、頭から直接オブラートに包まない怒りが達哉の口から飛び出した。
「なんなんだよ!俺にはお前がわかんねぇよ!言えよ!俺はお前のなんなんだよ!」
「…僕は達哉が好きだよ…好きで好きで仕方が無いんだ…」
淳はとても平然と言う。
「僕は達哉のことが好きだから、こんな格好させたんだよ」
良くわからないが、達哉の顔がじんわりと熱くなり、泣きそうになる。
「ねぇ達哉…何度も何度も僕ばかり責めるけど、本当にわからないのは僕の心なの?僕は、自分の心をしっかりと見つめられているつもりだよ」
真っ直ぐに見つめる黒い瞳。
「本当は君が一番よくわかってないのは…君の心なんじゃないの?」


―そして淳が口にしたのはリーダーという建前で淳に接する達哉の本当の心を問う言葉。達哉は思い悩む。俺は淳のことをどう思っている?


以上がディアラマ!のサンプルです!中略ブツギリしまくってます!
達哉が淳に対してどういう気持ちを抱いているのかに焦点を置いて書いてみたストーリーでちょっぴりエロ濃い目…のつもりです。
興味が湧いてもらえたらうれしいです!

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大幸妄太郎

Author:大幸妄太郎
ペル2(達淳)・ドリフターズ(とよいち)に
メロメロ多幸症の妄太郎です。女装・SMが好き。
ハッピーエンド主義者。
サークル名:ニューロフォリア
通販ページ:http://www.chalema.com/book/newrophoria/
メール:mohtaro_2ew6phoria★hotmail.co.jp
(★を@にかえてください!)

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