ニューロフォリア デビサバ2のアニメ感想(ゲーム未プレイ)
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デビサバ2のアニメ感想(ゲーム未プレイ)

※ゲーム未プレイでアニメ全部見たうえでの最終回の感想です。ネタバレまくり。
毎回心臓をえぐられるような展開。
止めることもできず、ただ進む世界の崩壊。
名古屋が消え、札幌も消え、無に包まれて子どもたちは苦しむ。
リアルな感情表現が胸に迫ります。
その中でただ一人冷静に対処するヤマト。

なんどヒビキに突っかかれようがヤマトは己を曲げません。
「間違っているというのなら俺の罪を裁け」

なんていうか、アニメ見ながらずっとヒヤヒヤしていたのは
ヤマトの行動が正しく見えちゃっていたので、
ヒビキはこれにどう対処するんだっていうところです。

感情があるから人間、仲間と寄り添えば強くなれる。
たいがいこういうアニメの結論ってそういうところになるわけですが、
ヤマトがあまりに冷静で冷徹で冷酷で、でも、実際に正しかったから
権力を握る人間だったわけです。力を持っていたわけです。
だけどただ一人延々とみんなから否定だけされ続ける。
それはどれほどの孤独だったでしょう。
その孤独さえ彼は感じないと言うんでしょうけど、
ヒビキの「友達にしか届かない死に顔動画がなんでヤマトに届いたのか」
というセリフに揺り動かされたあたりとか、安直にやっぱり
そういうところに持っていくのかなっと思いながら見てましたが、
最後の合体バトルがすごく燃えた。
あれはヒビキの「友達がいたからこそできること」の証明でした。

自力で積み上げてきた経験値と召喚できる悪魔のスペックのみで
ヤマトは「サタン」を召喚します。
ところがサタンに攻撃されたヒビキを突然守る悪魔が現れます。
無にかえったはずの親友のダイチが使っていた「じゃあくフロスト」
次々に携帯に届く今まで戦ってきた仲間の悪魔。
それを合体させ、「ルシファー」を召喚して対抗。
とはいっても、ルシファーでサタンを抱きしめようとしているようにしか見えません。
っていうかそういう解釈でいいんじゃないかな……泣ける。

ヒビキは言います。
もう一人で何もかも背負って戦わなくていいと。
法津院家として選択もままならずに、誰にも理解されぬほどの
巨大な力を持って生まれたヤマトは
常に人間の未来を一人で考え続け、己の正しいと思う世界にただ一人で導こうとしていた。
それは知らぬ間にかなりの心労になっていたのでしょう。
背負うことは重い。
誰かが手を差し伸べてくれても、ずっとずっとそれを拒否し続けてきた。
小さいころにはじめて差し伸ばされたアルコルの手も、
ずっと差し伸べたいとためらっていたマコトの手も。
「受け入れること」と「背負うこと」は別物。
みんなを受け入れ、一緒に戦うヒビキ。
ヤマトがヒビキを友達だと一時でも見たのはきっと、
「人間の未来を考え続ける人間」だったからなのでしょう。
この人なら俺の孤独を理解してくれる、でもヒビキは孤独の人間じゃなかった。

「生きることは選び続けること」

例え間違った選択をしても、生きていいればまた選択できる。
今度は間違わぬ選択をすればいい。
だからヤマトに勝ったヒビキは「もう一度やり直す」ことをポラリスに願いました。
そして、もう一度やり直しになった世界で、ヤマトの姿を見て、
もう、一人で背負居続けることを選ぶヤマトではなく、
少し考え方を変えたヤマトになったことに安心してくずおれて泣きます。

……もう一気にデビサバ2見て感動して……
心臓えぐられたみたいになって感情が爆発して、
もういろんなこと考えて疲れて、すごくいいアニメだったと思います。
だからゲーム買おう。うん。ゲーム買う。
考え続けること、選択すること、人間の未来を考え続け、
本当にいい世界にしていこう。
すばらしいことを教えてもらいました。
デビサバって本当いいですね><、

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大幸妄太郎

Author:大幸妄太郎
ペル2(達淳)・ドリフターズ(とよいち)に
メロメロ多幸症の妄太郎です。女装・SMが好き。
ハッピーエンド主義者。
サークル名:ニューロフォリア
通販ページ:http://www.chalema.com/book/newrophoria/
メール:mohtaro_2ew6phoria★hotmail.co.jp
(★を@にかえてください!)

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