まず最初にご案内いただいたのが、景色を一望できる場所。
曇りがちの空、パラつく雨、晴れた空ではなかったけど、
近頃暑い日が続いていたにしては気温がほどよい感じ!
海の先に見える、平たい島が屋島です。
私達がこれから向かうのはその向こう側。
この海を多くの源氏と平氏の船が行き交ったんだなぁ。
その次はお土産売り場。
ホール内に所狭しと並ぶ四国の名産品。
見ているだけで楽しくなっちゃういろんなグッズ、
マジでおいしそうな特産品……。
萌え系(
しこく八十八萌え おまいりんぐ)から
乙女系(
偉人イケメンカレー)、
宝塚?的な女の人が源平の武将の
役をやってるシリーズがあったので、
とりあえず与一の一筆箋を買いました!
(
かがわ源平紅白キャラバン隊)
源氏マーク付き。
赤い平家の家紋つきの扇がドリフ3巻の
屋島のイメージ画みたいで欲しかった。
っていうかこんなに並べると
ゆかいなお土産しかないみたいじゃないか!
二日目の混じったりしてますけど、
しょっぱなから結構買い込んじゃった!
ちなみに二日目のやつは大山祇神社で買った、
国宝かぶとせんべい。
一番下にある与一の包みは黒豆の甘納豆。
甘納豆なんだけど、炒った大豆のような芳ばしさと
控えめな甘さでいくらでもいけそうな感じです!
めっちゃおいしい。
よいちちゃんのおまめさん(だまれ)目移りするほどおいしそうな特産土産があるのが
本当にうらやましい大阪民です。
もうすでにお土産屋さんの時点で
けっこうな「与一推し」を感じつつ屋島へ。
(もしかしたらね、私の目が自然と与一を追ってる
だけかもしれないから……断言できないよね><;;;)
まずは
平家物語歴史館へ向かいます。
WEB予約するとちょっと割引してくれるらしいので予約していきました。
タクシーで向かったのですが、これがまぁ、かなーり入り組んだ場所……
というか、目印になるものが少ない場所にある建物です。
でーっかい歴史館の看板が見つかるまで不安になるだろうなぁ。
最初はバスで向かおうと思っていたのですが、
バスは本数が少ないと地元民あろえさんからのアドバイス。
実際にたどり着いてみたら
近くのバス停「県立中央病院」からでもちょっと迷いそう。
車やタクシーで向かうのがきっと無難だと思う。
一階の四国の偉人コーナーを歩き、平家コーナーへ。
あろえさん曰く「最初からクライマックス」でしたが
まさかお出迎えが
「一の谷(鵯越)」て……!
鬼気迫る武者たちがこちらになだれ込む様がすごいです。
っていうか義経と弁慶の出番これで終わりです。
平家物語歴史館なんで><;;;;
清盛が平氏を従えるシーンから、平氏がおごっちゃったシーン
清盛が大仏を燃やして体が焼けたように熱くなって亡くなるシーン。
小説や漫画でおなじみの興亡が、巨大な立体物で見れるのって
なんか感動でした。鎧や衣装が本当にすごいの。
というか、清盛が妖怪に悩まされる浮世絵ネタとかもあった。
(後日調べたら
目競って言うんだってね!)
あれは小さい子泣くと思う。壁からボヤーって浮かび出る頭こわいし!
あそこだけ異次元!
そして、屋島愛が強すぎて、さらっと流されたあの有名な「敦盛」があって……
やたら気合が入っているとご説明のあった「那須与一」から
「敗れた平家」たちが流れるように展示してある場所へ。
与一っ!イケメン!!ヒゲおじさんじゃない!
私、勉強不足で「檀ノ浦」(木偏)と「長門壇ノ浦」(土偏)が
あることまでは知っていたんですけど、あとで購入した資料読んでると、
高松市の見解では
「高松の屋島檀ノ浦で開戦」→「源氏、平氏を下関壇ノ浦で仕留める」
という流れのようです。
なぜか源平関連は高松が熱が高くて、下関だと低いんですよ。
下関には資料館とかそういうのがなくって、銅像が立ってるだけ。
あとは年に一回壇ノ浦の戦いを再現するイベントがあるとか聞いてます。
で、そのせいか平家物語歴史館ではあの有名な
「義経の八艘飛び」のシーンも「知盛入水」もありません。
きっとそこは
下関担当なんでしょう。錨をかついだ知盛さんの
蝋人形とか超カッコイイだろうなと期待してたんですけど><、
屋島は那須与一の舞台があるからそれだけでいいと判断したのかな。
すごいな与一は本当にスーパースターだな。
ちなみに歴史館はこのあと尼になった徳子さんと
平家物語を歌い継ぐ琵琶法師で終了……となっております。
ということで、ここからは屋島の与一推しのすごさをご覧下さい。
IruCaも
マンホールの
ゆるキャラも
駅の源平推しの看板でさえも……
ワンピースの新聞ジャック(香川県代表)でも歴史館の与一だし……
ちなみにその下にある箱に入ってる黒いビニールの中のカードも
歴史館の那須与一のシーンを紹介するものだし……
町ではこんなものも見つけ……
ってこれは与一出生の地と言われる
大田原のお酒かよ!
牟礼町と大田原仲良しかよ!と思ったら姉妹都市でもないのかよ!
この家の人が与一大好きすぎるだけかよ!
牟礼町はいいとして、高松をさらに越えて、
香川県のうどん大好きに敵わなくても
与一が結構な分量しめてんじゃないかと。
後の話になりますが、大山祇神社のしおりで、
義経の鎧の下に描かれてるイラストがどう見ても与一!
八艘飛びしてる義経描いてあげて!?
って荒ぶってたらものすごい行数と写真数になったんで、
今日はここで。
次は八栗(やくり)歩くぜ!源平・与一の史跡を巡る旅編でお会いしましょう!