松枝尚嗣さんのペルソナ~罪と罰~はペルソナ2罰の前説漫画だったというお話。
あとがきで語られてますので、その事実は明らかなんですけど、
罰のお話とどう共通しているかをピックアップしてみました。
罰のネタバレです!! 松枝尚嗣さんのペルソナ~罪と罰~は
ペルソナ〜罪と罰〜新装版 1 (愛蔵版コミックス)罪の物語というよりも罰の物語だということがよくわかりました。
設定的には罪も取り入れてはるんですけど、話のキーになってる部分が、完全に罰です。
罪の漫画として読むより、罰の前説漫画として読むほうがしっくりきます。
っていうか罰やってようやく魅力がわかったwww
話の設定的にも高校生活やトンデモ話、友情よりもどちらかというと、
大人同士の関係やしがらみ、社会との戦いといった点が
ストーリーに深く関わっているのもあります。
それに全体的には自分の過去を乗り越えるという罪よりも、
大人として自分が犯した罪の責任を取るという
罰としての側面の方をピックアップしていると思います。
周辺人物に大人が多いという点を除いても。
罪とリンクしてる部分といえば主人公とライバルの
罪の達哉と淳をベースにした部分くらいでしょうか…。
私は罪の不完全さ、人間の感情によるところの多い暖かみが好きなんで、
罪の話だと思って読んでも、どおりで納得いかんのかわかりましたwww
大人のシビアでどうしようもない責任感、それがメインのストーリーだったんですね><;
罪ってほんとあらゆるところが子どもっぽいお話なのかもしれない。
漫画の内容としては、罰世界のもう一つのパラレルワールドでの物語。
メインになるバトルに
ペルソナ狩りがでてきます。
グリム・リーパーなる鎌で、相手のペルソナを刈り取り、廃人にするやつらが出てきます。
で、その
刈り取ったペルソナを集めて目的を果たそうとします。
で、罰の話。
罪の塊であり、穢れそのもののペルソナであるJOKERを集めています。
いわゆる
JOKER狩りですね。
新世塾はそのJOKERに取りつかれた人間を捕獲し、
穢れを吸い取る装置を使ってJOKERを回収していきます。
JOKERを回収された人間は、ペルソナを強制的に自分の心から
はぎ取られたことにより、廃人になります。ペルソナと穢れ、集めるものは同じだし、目的を果たすためのシステムは同じですね。
また落ち着いたらもっかい読み直したいなーと思いますwww
あ、全然予備知識なしで漫画読んだとき、一番好きだなーって思ったキャラが
ニャルラトホテプだったりして絶望したwww
うちどんだけニャル好きwwwwww