ニューロフォリア

上記の広告は１ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

まずは「漂流者」も「廃棄物」も所詮、あの世界で化け物でしかない。
というのがサラっと示されていて、ホォーっとなりました。
本当にさりげない「漂流者」のルビ「エンズ」
っていうかそれを言っちゃうのが、統括者になろうとしている十月機関っていうのがね！
本当は大師匠ですらも白眼視されてる恐れがありますよね。
紫っていう神？が見えている限られた人間、というところでしょうか？
あの世界のエルフやドワーフたち、お豊たちに心酔している人々以外の
目線がまだ一度も描写されてないので、なんともいえない。
でもオルミーヌの廃棄物への偏見なんか見てると、
漂流者への風当たりも実は強いんでないか？とも。
というか、統括者になろうとしている清明が廃棄物を制御しようとしないのが面白い。
彼ら十月機関はあくまで野放しが基本みたいですね。
それもこれも、人間への期待があるからでしょうか。

あとは永遠の暗黒時代を指揮する存在だからこそ「黒王」という……
そこらへん、私が興味持って打ちこんでる錬金術とか心理学とかその辺の
妖しげ分野にひっかかってるので、ウオオオオっとなりながら読みました。
化け物たちは人間のように賢くないから、もしくは自らが悪魔だからこそ
「悪魔が作った」と批判はしないだろうということでしょうか？

確かに巨人族であろうが、見た目の醜悪さだろうが、気にせずに
簡単に統一されている彼らを見ていると、そうかもしれない。
でも彼らが家畜にしているのが人間と言う時点で
そういう迫害に目覚める可能性も無きにしも非ず……でないかと。
人間は賢いというよりも信じやすい、流されやすいのかもしれないとは、
実際の歴史とか見てて思うことだったりも。
黒王様の企みの全貌が楽しみです!!

かといってなんか、メガテンのLOW並みに完全に信頼できないとか
清明さん見て思うのはうがちすぎでしょうか……。
人間が恐れる者がないゆえに暴走するのならば、
私がその恐れる者になろうという黒王様。

メガテン脳だからか完全にLOWとCHAOSに見えてしまうま。

っということは「島津豊久がなぜ主人公なのか」という疑問が
これからのドリフの一番の主題になっていくんでしょうか。
ワクワクしますね!!
個人的にはお豊には、清明だろうが黒王だろうが紫だろうがEASYだろうが、
問答無用で拳でブッ飛ばす空気読めない最強枠に
おさまってほしいなと期待しています。
……NEWTRALであってほしいなぁ、と。
でもそれだと清明さんも紫も素直に喜んでくれるだろうから、
彼らはLOWではないんだろうなきっと。
そこらへんは柔らかい考え方してくれそうでいいなぁ、紫&十月機関！
とりあえず、HELLSINGに引き続き、ドリフも人間賛美のお話になりそう!!

---

ますらおが屋島編ですよ!!
義経長編漫画といえば、「遮那王義経」を思い出したりしますね！
あちらは「実は義経は幼いころに死んでいて、
今活躍してる義経はソックリさんなんだよ」説です。
長すぎて途中で脱落しちゃいました……
源平ブーム再来も、また追い直そうとはとても思えない長さ……
でも、ますらおなら、まだ最初から追えそう!!
コミックス手に入る分全部買おうと思っています!!
大姫哀想歌編がすごくよくって、この人の描く
義仲&巴御前が見たくて見たくて、鼻血が出そうです!!

こちらの義経説も面白くて好きです。超好みです。
源平+源氏兄弟ぶつけあって疲弊狙ってるのは奥州藤原というか
金売り吉次？だよってことですよね。
オッサンでなくて、こんな色っぽい吉次、初めて見た気がする!!
黒いよー、黒いよー!!こりゃあ、平家打倒後、義経逃亡じゃなくって、
藤原への復讐話にチェンジしていく感じでしょうか!!おもしろい!!

知盛&教経もいい感じに描かれそうですね!!
彼らはイケメンな性格しているので、楽しみです!!

この与一がなぜ平家の扇を撃ち落とすことになったのか、
その話をゆっくり描いていくんですね……これは期待です!!